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2013.06.30(日)

夢を売る男

いよいよ 「20」更新が近づいてきました・・・

夢を

最近 ハマっている 百田尚樹の最新刊 
『夢を売る男』のご紹介

敏腕編集者・牛河原勘治の働く丸栄社には、
本の出版を夢見る人間が集まってくる・・・

●自らの輝かしい人生の記録を残したい団塊の世代の男

●スティーブ・ジョブズのような大物になりたいフリーター

●ベストセラー作家になってママ友たちを見返してやりたい主婦

牛河原が 彼らに持ちかけるのが『ジョイント・プレス方式』

実際に 現代の出版業界で注目されている『共同出版』と呼ばれる新ビジネス

『共同出版』とは・・・
本を出版する際にかかる費用
・編集費
・校正費
・印刷費
・デザイン費
・営業費
・宣伝費
など
以上を これまでは 出版社が全額負担していたところを
本の著者が半分負担 残りの半分を出版社が負担するというもの

これによって 出版社のリスクが少なくなるので・・・
『共同出版』で年間2000冊もの『新刊』を乱発する
出版社がいるという問題点もあるそうです・・・



本を出版すると 印税で生活していけると思いがちですが・・・
現在 本はほとんど売れない時代
1万部売れたら大成功といわれる世界のようです・・・

例えば 1500円の本を出版します
だいたい 10%が印税となるそうで
1万部売れると 印税で150万円入ってくるそうです・・・

しかし 1冊の本を書くのに 1年くらいかかったとすると
年収 150万円ということになります
つまり 1年がかりで執筆して 年収150万円です
しかも 大成功で この状況・・・
ちょっと キツいですね



書店に並ぶ本は 「平台」に並ばないと売れないと言われています
書店の「平台」に並ぶまでには まず『取次会社』という会社を通します
この「取次会社」を通さないと全国の書店に本が届きません

この「取次会社」は 何で儲けているかというと
本を書店に預けて その書店でその本が売れた 何%かを儲けとして受け取ります

その本が売れなかった場合 「返本」と言って 本を出版社へ返品します・・・
その時 「取次会社」は 1円も儲からないという仕組み

つまり タダ働きということになり
トラックの運転手代 ガソリン代 人件費など無駄になってしまうということ

「取次会社」は 売れない本は 取り扱いたくないという状況があるのです

出版社が本を出版しても 「取次会社」が取り合ってくれなければ
本は世の中に流通しないとうことに・・・




次に待っているのが 「書店」です
「書店」には 毎日大量の本が入荷します
新しい本を売場に出し 
古い本を「取次会社」に返本するという
重労働の作業が「書店」にはあります

「書店」の従業員は 「この本は ウチの商圏では売れない」と判断したら
「取次会社」に 入荷拒否をすることもあるそうです・・・

つまり なんとか 「取次会社」で取り扱ってもらった本でも
「書店」の入荷時にハジかれてしまうこともあるといこと




やっとの思いで 「書店」に入荷した本ですが、
最後に待っているのが 店内の「棚」です

この「棚」の種類には
「棚差し」
「平台」
というものがあるそうで 
「棚差し」とは 本棚に 背表紙を向けて差し込まれた本
この本は ほとんど売れないそうです・・・

「平台」とは 本棚の前や 通路の端(エンド)に 5~10冊 平積みされた場所で
ここに並んだとき やっと売れる本になる可能性があるということ・・・


さらに 「平台」に並んでも 売れなかったら 他の本に変更されることも・・・
だいたい 1週間くらいで 売れない本は入れ替わっていくのが現状のようです・・・


年間 7万冊 1日約200冊が新刊として発刊されているそうで
売れる本になるには ・・・「マグレ」しかないようですw




ところで 話は戻って 『共同出版』ですが・・・
本を出版するのに 本当は 30~40万円くらいでできるそうですが
一般の人はそれを知りません・・・

出版社の担当者が 
「ウチが 300万出すので そちらで200万出してもらえたら出版します」
と言ってきます

編集、校正、デザイン、印刷などを考えたら そんなもんかなと
著者は ついつい頑張って お金を工面して出してしまう・・・

実際には 出版社は 40万くらいしか 経費が掛かっていないので
1冊出版するのに 160万の儲けに

しかも その出版した本が売れようが 売れまいが関係なし
上で紹介した 厳しい本の販売環境 
売れなかったのは 著者の作品のせいに・・・


売れない本を 発刊しても儲かる仕組みなので
年間 7万冊の本が発刊されるというのは 納得できます



世界中のインターネットブログで 一番使われている言語は日本語だそうですw
「日本人は世界で一番自己表現をしたい民族」といこと
まぁ ブログを毎月「20」更新目指している局長が言うのも何ですが・・・



『夢を売る男』の中では そんな自己表現をしたい 日本人が
コミカルに描かれています

この作品を読んだあとは、
書店の見る目が変わってきますw 
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